『シャッター・アイランド』がヤバすぎた
この前見た『シャッター・アイランド』という映画が面白過ぎた。
自分史上一番にくるくらい面白かった。
みんなにも是非見てほしい。でももうすでに見てる人もいると思う。
そこで今回は、見てない人は見たくなるし、見た人は共感できるしっていう記事を書くべく、シャッターアイランドの印象に残った3つのシーンを紹介したい。
ギリネタバレしてないかネタバレしてもオッケーなところしか書いてないから大丈夫だと思う。不安な人は読まないほうがいい。
まずはあらすじからチラッと紹介。
あらすじ
精神を病んだ犯罪者を収容する施設アッシュクリフ病院があるのは、ボストンの沖合に浮かぶ孤島”シャッターアイランド”。そこで、レイチェル・ソランドという女性患者が、鍵のかかった病室から忽然と姿を消す。
連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、失踪事件を捜査するべく、新しい相棒であるチャック(マーク・ラファロ)とともにシャッターアイランドを訪れる。我が子を溺死させた罪で収容されていたレイチェルだが、その姿は島のどこにもなく、島から脱出した形跡もなかった。
島にいる患者全員が精神病な為かなりあたおかな挙動や仕草で、不気味さをより感じさせる。目ん玉真っ黒なレプティリアンみたいなババアがこっちに向かって手を振ってるシーンは狂気の沙汰だった。
唯一の救いはレオナルドディカプリオの相棒にMCUの「ハルク」を演じるマークラファロがいることだ。いざとなったらハルクになってしまえばいいのだから案ずることはない。と自己暗示をかけていた。
さてさっそく紹介していきます。
胸糞悪くて震えるシーン
追っていた事件が解決しテディが家に帰ると、3人の小さい子供たちがどこにもいない。
家裏の湖のほとりに建てた小屋で吊り椅子に座っている妻ドロレスに子供の行方を聞くと「学校」だという。
「今日は土曜日で休みだろ?」と尋ねるも「私の学校は違うの」と意味不明な返答。
ふと湖に目をやると何かが浮かんでいる。まさかと思い湖に飛び込むとそれは自分達の子供だった。既に3人とも死んでいた。
犯人は、最愛の妻ドロレス。彼女もひどく精神を病んでいたのだ。
なんとか子供を岸に引き上げ終えたあと、悲しむテディにドロレスは寄り添い「テーブルに座らせましょう、乾いた服に着替えさせて。私たちのお人形よ」となんとも明るく話しかけた。
それに耐えかねたテディは「俺の事を愛しているなら黙ってくれ・・・」と言うと、ドロレスは突然泣きだし「愛してるわ。私を楽にして」と言う。
テディも泣きながら愛してると言い、ドロレスを撃って射殺。
4人の死体に囲まれたテディが「ウワァァァァァァァァァアアアアア」と言ってフェードアウトしていくシーン。
カーッ!!!胸糞悪い!!!
胸糞悪くて震えちゃうよ。。胸糞映画の代表作『ミスト』のラストシーンを悠々と超えてくる胸糞の悪さ。ほんと救いようがない。
「テーブルに座らせましょう、乾いた服に着替えさせて。私たちのお人形よ」
というイカレ発言はあたおか過ぎて脳が処理できんくなるシーン。
ただ逆に「私を楽にして」は最後正気に戻ってるよね。えぐいてぇ。
でもそれを知りつつなお、怒りと悲しさと優しさでドロレスを撃つテディ。
やっべぇ、、誰も救われねぇわ。。
オイオイオイオイオイ....オイオイ?オイオイオイ?オイオイ!!オイオイオイ??オーーーイ!!ってなるシーン
いよいよ島の謎の全貌に気づき始めたテディ。相棒のチャックにも疑心が生まれ、単独行動で秘密があると思われる島の灯台に向かう。しかし灯台は荒波の海に囲われており断念せざるを得なかった。
仕方なくさきほどチャックと別れた崖の上に戻るとチャックの姿がどこにも見当たらない。ふと崖から下を見ると崖下の岩で倒れているチャックを発見。
落ちてしまったのか!?と、テディはなんとか崖下に降りたものの、チャックに見えたのはなんと岩に張り付いたただの苔だった。
おかしい、、と狐につままれたような表情でとりあえず戻ろうと上を見ると崖の途中に灯りが漏れる洞窟を発見。
なんだあれは、と洞窟まで上ろうとすると岩穴からウジャウジャネズミが出てくる。3万匹くらい出てきたネズミを避けながらなんとか洞窟にたどり着くと、脱走したという人物「レイチェル・ソランド」の姿が・・・
怒涛の展開すぎてもう意味わからん。
まず、チャックに疑心を抱いて単独行動するところ←オイ
次に灯台に行けなかったというところで←オイオイ...
戻った場所にチャックがいない←オイオイ...?
崖下にチャック←オイオイ!?
チャックはただの苔←オイオイオイ・・・?
洞窟発見←オイオイ!!
ネズミ←オイオイオイ??
レイチェル・ソランド←オーーーイ!!!
多分全部合わせると
オイオイオイオイオイ....?オイオイ!?オイオイオイ?オイオイ!!オイオイオイ??オーーーイ!!
になる。もうほんとそんな感じだから。
でも疲れないのよ。ディカプリオが演じるから見てられんの。
マークラファロオォォォォオオオ!ってなるシーン
ようやく秘密が隠された灯台にたどり着いたテディ。
螺旋階段になっている灯台を登っていくと途中途中で部屋があったが空っぽの部屋。なにもない。
ついに頂上の部屋にたどり着きドアを開けると、中には病院の院長であるコーリー医師(ハゲ)がいた。
コーリー医師は全ての真実を話したが、テディは嘘だ、と話を認めず激高。そこでコーリーは「シーアン」という医師を呼んだ。(物語序盤でも出てくるシーアンの名前だが休暇中ということで出てこなかった。)
しかし、ガチャリとドアを開けて入ってきたのはなんとチャックだった。チャックは先ほど崖のシーンから行方不明だったはず。。
さらにコーリー医師はこう続ける。
「彼がシーアン医師だ」
ん?
んん??
え?
…あっやっぱそういうことなのか!!?
そういうことなのか!!!???
マークラファロォォォオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!
きっといろんなマークラファロォォ!!があると思うがオレの中では
やっぱおまえイイやつだったのかよマークラファロォォォオォ!!のマークラファロォォォオだった。
これは、見る人によっちゃマークラファロに食われた映画っていうくらいのマークラファロ映画だとおもう。
まとめ
終わった後は考察サイトを開け散らかします。
『ファイトクラブ』を見たときと同じ感覚です。
どうでしたか?見たくなりました?共感してもらえました?
それにしてもシャッターアイランド面白かった~。もっかい見ようかな。
ほかにマーティンスコセッシ監督で面白い映画あったら教えてください!
それでは!!マークラファロ~!(乾杯の音頭)