コミュニケーション力を鍛える為に

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コミュニケーションの基本は

「共通点を探して話を広げる事」らしい。

そして共通点探しに便利なツールがあって、

それが『木戸に立ちかけし衣食住』という標語みたいなのらしい。

ひとつひとつ説明してくと

木（き）

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これは季節の「き」

「今日は寒いですね/暖かいですね」「桜満開ですね」など、その日の天気や気温、季節柄についてなど、同じおてんとさまの下に生きる人間だから、そのお天道様について話そうということだ。おてんとさまが共通点なのだ。

確かにみんな間がもたなくなったときなどは「今日はいい天気ですね」「そうですね」などと話している。それを聞いて僕は「興味もねぇことよく話せるわこいつら、俺は自分に嘘はつけねぇから無理だわ」って思ってたけどよく考えたらただの厨二病だった。やつらが正しい。間が持たなくなったらすかさず天気の話に持っていこう。

戸（ど）

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ど⇒道楽

つまり趣味だ。共通した趣味を持った絆は強い。釣り仲間、バイク仲間、など趣味でくくって人は群れる事も多いし、やっぱり同じ趣味っていうのは話せることも多いよね。わかる。気付いたらみんなやってることだ。

おれは趣味がほぼ皆無なので趣味仲間はいない。強いて言うなら飲み仲間が欲しいけど『獣になれない私たち』に出てくるオシャレなバーも気のいいマスターも近くにいないからなかなかそんな仲間は現れない。壁にビール出る蛇口が直接ついてる店近所に出来ろ。

に

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ニュース。

最近のニュースについて。例えばカルロスゴーン逮捕とか、いろいろある。（ニュース見てないから例が出てこない）でもこれは全国的なニュースじゃなくても良くて、地域で起きた食中毒の事件だったり、身近な人に起こった事だったり、共通して分かるニュースだったらなんでもいい。

そういえばニュースといえば最近びっくりしたことがあって、小学生のときおれをいじめてた1個年上の男がニュースキャスターになってテレビの中で夕方のニュースをつらつらと読み上げてたことだ。過去のいじめを告発して人生を狂わすこともできたけど、なかなかいい声でニュースを読み上げてたから勘弁してやったぜ。また夕方のニュース聞かせてくれよな。

立（た）

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たび。旅。旅行のこと。

「〇〇にいった、△△にいった。」「あ、私も〇〇いったことがある。あそこは̻▢▢が美味しいよね」なんて会話。これも会話中に思わぬ形で発見されると嬉しいですよね。まるでその人とその旅先に行ったかのような錯覚。心の距離が一気に縮まるのを感じます。

ち

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これは知人。共通の知人。これは学生さんに多いかもしれません。

「えっ、〇〇中学校！？△△君しってる！？えっ、やっぱ知ってる！？仲いいの！？まじかあああああ」ってやつ。で、最後に「世間せま(笑)」で終わるという形式美。洗練された一連のくだり。吉本新喜劇以上の安心感で「世間せま(笑)」のオチに持っていけます。そのくだりのなかですかさず「世間せま(笑)」を言った者が以降の発言力を得ていくことに。