いろんないろいろ

好奇心の赴くままに興味の持った話題について記事にしていこうと思います

美容師の半数以上がコミュ力通知簿5点満点中5点の理由

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総じて美容師は喋るのがうまい。

 

てかよくしゃべる。すげぇしゃべる。おれらの頭がおつかないくらいしゃべるもんだから、初めて美容室にいくよーなんて人はその喋り具合に圧倒される。それはまるで初見で明石家さんまを拝むかのような、そんな感覚。いや、決して言い過ぎではない。

 

なんで、あんなしゃべれんだよ。そんな風に思ったことはありませんか?

 

こんな喋れてんならそりゃ普段の生活からそのコミュ力発揮してさぞかし充実した生活送ってんだろうなオイとか、なんなら同じ美容室内の若手女性スタッフと夜中にわたって行われるカットやパーマのレッスンでそれはそれは密な間柄になってんだろうなとか。

いや、僕はそんなこと決して思ってませんよ?あなたが思ってることを代弁してるだけですよ?

 

でも、そんななにげない美容室のワンシーンに疑問を持ち、今回その謎を解き明かすことに成功しました。

 

美容師の半数以上がコミュ力特化型星人の理由。

それを今回お伝えします。

 

逆にコミュ力が無い美容師はしゃべらない代わりに「おれまじでイカしたスタイリングできますよ...?試してみます...?」みたいな顔して髪切ってるけど、そういうやつに限って、まあ普通だから。今回は言及は控えるわ。知らんけど。

 

美容師がよく喋る理由。否、よく喋れる理由。

 

結論から言いますね。これは

 

ながら作業だからです。

 

ながら作業、それは例えば「料理をしながら」「掃除をしながら」などの作業をしながらの状態。特に手先を動かしてる状態。

手先を動かしてると何故か知りませんが、”会話”というものに大きな比重を置くことなくフラットでフランクな状態で喋ることが出来るんです。

 

あなたもそんな経験ありませんか?

 

普段はあまりしゃべらない人とでも学生時代の調理実習中でなにか作業をしながらだと何故か会話が弾む現象。異性と話すのが苦手でも、綱引き大会中は「せーっの!!」「がんばろッ」とかいって声をかけれた経験。異性を部屋に招き入れ、お茶を用意する作業の間は自然な話題で話しかけれる現象。

 

これなんですよ。(どれなんですよ。)

 

美容師さんていうのは一生懸命髪を切ってますよね。あの間はまるで菩薩のような穏やかな心で私たちに話しかけてきています。私たちに興味を持ってるかのような話題で話しかけてきています。が、興味津々かと言われるとそうではない。

 

たとえば僕が今一番インタビューしたい有名人はといえばHIPHOPアーティストのPUNPEEさん。

サンプリングの仕方教えてくださいとか、色んな専門的な分野を血眼で聞き探りたい。

 

じゃあ、そんな気概が美容師さんにあるか?といえばNOなわけなんです。

 

彼らは決して興味津々ではありません。

そんな血眼でインタビューに臨むほどの気概はもちろんありません。(逆にそれが美容室にきたお客さんにとっては心地いい距離感でもありますが)

そりゃあそうです、髪を切りにきた人のことに興味も沸くはずもありません。美容師さんは目の前にある頭に生える髪の毛をどうカットしようか、どうスタイリングしようか、基本はそれしか考えてないわけです。

 

もしそんな血眼インタビューよろしくな質問攻めを敢行するつもりならあんな饒舌にトークを繰り広げるわけはありません。

仮に最初の「髪の毛どうしますか~?」というカウンセリングをお互い直立で気を付けしながらしようもんなら美容師さんは絶対あんな饒舌に話すことはできないはず。

 

つまり、手先を動かしながらの”会話”は弾まざるを得ないんです。設定6のスロットを小学生が打つみたいなもんで、よっぽど下手を打たない限りは会話は弾むんです。手先を動かすという行為は”会話”においての一種のドーピング行為なわけなんです。

 

あぁ、文章が下手で伝わらないかもしれないけど分かってほしい。彼らはドーピング行為をしているんです。もはやピエール瀧なんです。ピエール瀧がもし〇〇〇〇をやらずに舞台にあがっていたらどうなっていたでしょう?

想像することすら難しい。

いいですか?いわば髪を切っていない美容師は、〇〇〇〇をしてないピエール瀧と一緒なんですよ。美容師からカットという行為を取り除くとそれはまるでピエール瀧じゃなくて瀧正則、瀧正則になるんですよ。

 

じゃあここで、”カット”というドーピングを行いコミュ力レベルを無理やりあげている美容師に対し、1:1の均衡を保った会話をすることができるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出来ませんよ。

 

そりゃ勝てませんよ。そもそも美容室というのは彼らのテリトリーですよ。そこに踏み入れた時点で上記のドーピングは承知して入るべきです。もう手も足も出ない。瀧正則ならまだチャンスはありますがピエール瀧にはおそらく勝てませんよ。店内にいるときのやつらはアウトレイジなんですよ。

 

 

まとめ

 

ということで、美容師さんがやたらしゃべりがうまい理由はなんとなくおわかりいただけましたでしょうか?

ちなみに自分の話はするのにこっちの話するとあんまり聞く耳持たない美容師さんもいますよね、あれもドーピングの影響ですよ。普段はそんなことないと思いますよきっと。

 

そんな美容師さんが僕は大好きですよ。

 

 

 

 

 

それではまた!!!!!!